「気になるあの子と何しゃべったらいいかわかんない」
「女の人と話しても話が弾まない」
女性と話すことって、同性とおしゃべりするのと違って難しいですよね。
せっかく女性と話す機会があっても、話が盛り上がらないと自信がなくなりますし、シラけてしまうと自己嫌悪に陥ることも。
しかし、女性との会話は、「盛り上がる話題」と「質問のレパートリー」を工夫すれば、それだけで盛り上がるようになります。
無理して面白い話をしようとしたり、自分に似合わないような「変に明るいキャラ」を演じたりする必要はありません。
この記事では、女の子との会話が盛り上がる「話題づくり」について、科学的な根拠に基づくテクニックを紹介します。
「盛り上がる話題」をマスターすれば、気になった人や近くにいる女の子とすぐに仲良くなれるようになります。
本記事では「小手先ではないテクニック」を紹介しているので、是非ブックマークをして最後まで読み通してみてください。
周囲の女子との距離感が、グッと近くなって、あなたの身の回りの世界が180度一変すること必至です!
この記事の内容
女子との会話が盛り上がる話題と方法
女の子との会話が楽しく盛り上がるようになるには、「話題作り」と「感情を引き出す質問」の二つの要素が重要になります。
よくある「女の子との話が盛り上がる鉄板ネタ」みたいな表面的な話題を取り揃えたとしても、それだけではまず役に立たないでしょう。
会話がうまくいくかどうかは話題選びだけで決まるわけではありません。
まずは、女子とうまく話せるようになる「会話のコツ」をご紹介しますので、普段の会話から意識してみてください。
それから、相手の感情を引き出しやすい「質問のレパートリー」を増やすことで、会話を盛り上げられるようになります。
特に初対面の相手との会話では、多くの質問のレパートリーを持っているほど、会話が盛り上がりやすくなります。
本記事では、「よく使える話題のネタ」を5つ厳選し、応用できるように解説を多く記載しました。
そして最後に「自分で話題を作れる」ようになるAREメソッドというテクニックを紹介致します。
女子との会話を盛り上げる「会話のコツ」を正しく理解し、AREメソッドが使いこなせるようになれば、女の子との話題で困ることはまずなくなりますので、がんばって挑戦していきましょう。
女子とうまく話せるようになる会話のコツとは
女の子に対して、どんな会話をすれば好かれるかを端的に表現すると、「いかに相手の感情を引き出すか」がポイントになります。
「良い話題」に万人共通の正解はないですが、「相手の感情を引き出しやすい話題」が常にベストアンサーだと覚えておいてください。
つまり、相手によって、どんな話題が感情を引き出しやすいかが一人一人異なります。
俗にいう「コレさえ聞けば女心をつかめる」というものは存在しません。
だから、相手との関係性の中で、「この子はどんな話題だったら感情が引き出しやすいかな」というのを見ていくのが大切。
もっと言うと、お互いの関係性がどの程度かによって、感情がどこまで引き出せるかが変わるので、距離感を意識しながら話題選びをしていく必要があります。
例えば、「相手の悩みについて」という話題は、相手との親密度を大きく高められます。
しかし、実際にその話題で会話がどれくらい深まるかは、相手との関係性が重要です。
親しい友人や家族など、お互いに信頼していて、「この人から本当に大切にされている」という実感があれば、悩みについて聞き出したときに、相手はすんなり打ち明けられます。
一方で、見ず知らずの人から「悩みはなんですか」と聞かれた場合は、「最近残業が多いことですかね」のような当たり障りのないことしか相手は話せませんし、話してもその先があまり続きませんね。
「盛り上がる会話」とはこのように、今のお互いの関係性から見て「どんな話題のネタだったら感情を引き出せるか」というのを考えていく必要があるのです。
最初は相手にあわせて、話題を一つ一つオーダーメイドで作っていくように意識するとよいでしょう。
とはいえ、すべての人に対し、一つ一つ話題を考えていくのは難があります。
まずは、「初対面の人と話して盛り上がる話題」から入り、相手を知りながら少しずつ「次の話題を探す」ような感覚で会話すると良いでしょう。
初対面の相手には「質問のレパートリー」が重要
初対面の相手とうまく話すには、「話題のネタ」となるようなレパートリーを意識して増やすようにすると、会話が盛り上がりやすくなります。
そして、どんな話題を用意すればいいかと言うと、次の2つの条件を意識してください。
- 「相手にとって感情を引き出しやすい」話題であること
- 「自分が共感を示しやすい」話題であること
女の子と話す上では、「自分が何を話すか」ではなく、「相手に何を聞くか」を常に意識してください。
自分が話す「エピソードのネタ帳」ではなく、トーク番組でゲストに振る「話題のネタ」をストックしていくようなイメージで考えましょう。
また、自分から遠い話題であればあるほど共感が難しくなるので、自分とうまく近づけられるように工夫しながら掘り下げるべき話題を選択していくという意識も重要になります。
会話は、基本的に「相手と二人で作っていくもの」です。
自分が聞いていてまったく興味が持てないような話題で盛り上がるのは難しいので、「相手が感情を引き出しやすい」かつ「自分が共感しやすい」という二点を満たす話題について「質問で掘り下げる」ことを意識してください。
さて、話を盛り上げるためには、「two questionテクニック」といって、次の二つの質問を意識するとうまくいきます。
- 最近何か出来事がありましたか?
- それからどんな感情を感じましたか?
雑談として趣味や習慣について漠然と聞くのは、実はあまり好ましくありません。
それよりも「出来事」について質問した方が盛り上がりやすいというポイントを覚えておいてください。
なぜかといえば、一般論ではなく「出来事」からは、そのときの情景や心理など、相手の感情を詳しく引っ張り出しやすいからです。
例えば、「最近調子はどう?」という一般論的な質問をされても、相手がそこから何か特別に感情が刺激された体験を思い出すことはありません。
一方で、「最近楽しいことあった?」という出来事についての質問であれば、相手は楽しいと感じた体験について意図的に思い出そうとするので、感情を引き出しやすいのです。
このように、相手から「体験」と「感情」を引き出す「質問レパートリー」を増やすことが、初対面の相手と話せるようになる近道です。
「体験と感情を聞き出しやすい」質問が無意識的に出せるようになれば、目に見えて会話がうまくなるので、まずは「困ったときは、これについて聞こう」みたいな鉄板ネタを意識して増やすようにしましょう。
初対面の女子におすすめ「話題のネタ」5選
初対面の相手にも使いやすい「盛り上がる話題のネタ」について5つご紹介しますので、まずは下記から使いこなせるように挑戦してみてください。
- 今日なにか良いことありましたか?
- 今週あったことで一番印象的だったことは何かありますか?
- 最近なにかマイブームってありますか?
- 今週末は何か予定がありますか?
- 今一番がんばっていることは何ですか?
一つポイントですが、話題のネタを増やすには、型を押さえて「自分なりにアレンジしてみる」という工夫が重要です。
そのため、本記事では「自分でアレンジしやすい」ように工夫しました。
まず最初に、基本的な型と「それをどんな風に使えばいいか」というポイントを説明します。
その後、具体的な「派生形の質問」を紹介します。
各項目を読んだら、親しい人や好きな人を思い浮かべながら、「さらに他にどんな派生形があるか」を自分なりに考えてみてください。
それから、実践では「親しい友人に実際に質問してみる」ことを試してみてください。
基本的に人は親しい間柄になり、お互い知っていることが増えると、こういった質問が疎かになってしまいます。
会うたびに同じ質問にならないように、話題をアレンジするよう意識して工夫する必要が出てくるからです。
よって、親しい友だちと話すのが一番の上達につながります。
以下の話題を自在にアレンジして使いこなせるようになれば、どんな人との話でも盛り上がれるようになること間違いなしですので、がんばって挑戦してみてください。
今日なにか良いことありましたか?
相手に会って話題がないときには「今日なにか良いことありましたか?」という質問をしてみましょう。
よくありがちですが、とても使い勝手がよく、応用もしやすい質問です。
初めて会った人にも使えますし、よく頻繁に顔をあわせる「会話がマンネリしがちな家族や友人」にも使えます。
この手の質問を成功させるコツは、相手が今日あったことの体験を思い出せるように手伝ってあげるという意識です。
相手にとって散々な日で、「うーん、今日は嫌なことばっか続いちゃって」と答えた場合には、「何があったの?」と質問を続けてあげれば良いでしょう。
特に見当たることがなく「特にないなあ」と答えたときは、「強いて言うなら何?」と言ってあげれば、何かしらを思い出そうとします。
こういった「何気ない質問」の掘り下げは、相手にとっては「興味を持ってもらえている」と感じるので、とても好印象を持ちます。
なお、「今日あったこと」というのは、ジャブのような話題です。
次につながる話題、さらに掘り下げられそうな話題がないかを常に探すように意識して会話をしてください。
ちょっとしたコツとして、「今日」の方が「最近」と聞くよりも出来事化しやすいという点があります。
「今日」と時間を限定することで考えやすくなるからですが、今日何もなかった場合は会話が見当たらなくなってしまうので、「最近」や「今月」のように適宜時間を広げてあげるようにしてください。
- 最近で一番面白かったことはなんですか?
- この一週間でなんかモヤっとしたことはありますか?
- 最近やった自分へのご褒美とかって何かありますか?
今週あったことで一番印象的だったことは何かありますか?
いつも一緒にいるわけではない友人には、「今週あったことで一番印象的だったことは何かありますか?」という質問を投げかけてみましょう。
「印象的」という、心に残ったことについて質問することで、相手の些細な変化から、大きな出来事まで話題が広げられるようになります。
「印象的なこと」について尋ねる質問は、工夫すればどんな関係性の人に対しても使える上に、会話のマンネリ化を防げる話題です。
「心に残ったことを聞く」という作業は、会話の流れやお互いの関係性にあわせて臨機応変に使うことで、無限に応用がきくからです。
具体的には、「時間軸」や「テーマ」を変えることで、その場に沿った話題として膨らませられるようになります。
時間軸を変える:
高校時代/大学生の頃/会っていなかった期間(連休など)に印象的だったことはありますか?
テーマを変える:
最近見た映画で/最近の職場で/お互いに知っているマンガのエピソードで印象的だったことはありますか?
相手の話した時間軸やテーマにあわせて、「印象的だったこと」を尋ねて話を膨らませてあげれば、どんな場面でも会話が大盛り上がりすること間違いなしです。
- 最近なにかショックだったことはありますか?
- 高校生活で一番思い出に残っていることといえば何ですか?
- 子どもの頃見た映画やアニメで最も印象的だったシーンは何かありますか?
最近なにかマイブームってありますか?
話が盛り上がりやすい会話の鉄板ネタとしては、「最近なにかマイブームってありますか?」と質問してみると大体うまくいくでしょう。
相手が「今ハマっていること」についての質問は、会話のきっかけとして使いやすく、その後膨らませやすい話題を探すのにうってつけです。
ただし、相手と自分の相違点が大きすぎると、そこからイマイチ会話が膨らませにくいという難しさもあります。
しかし、そういった場合こそ、すぐに別の話題に切り替えるのではなく、「出来事について質問する」「感情について質問する」というtwo questionテクニックを、心がけてみてください。
相手の話してくる話題が、自分にとってまったく未知の分野であれば、それを「好きになったきっかけ」や、「一番最初に始めたときの感想」について聞いてあげると膨らませやすくなります。
あるいは、少し会話としてぎこちない印象の質問ではありますが、「それをやってるとどんな気分?」と聞いてみるのもアリです。
「ハマっていること」については誰もが肯定的な感情を持っているはずなので、なにか感情を引き出せるまで質問を続けるよう挑戦してみてください。
また、応用としては、相手に話すテーマを絞っていくことで、自分が共感しやすい領域、質問しやすい領域に話題を持っていくことができます。
テーマを絞る:
最近ハマっているマンガ/最近ハマっている料理/最近お気に入りのレストランはなんですか?
なお、自分と相手の共通点があらかじめわかっていれば、その共通点にあわせてテーマを絞ってあげると「確実に盛り上がる鉄板ネタ」へと変化します。
今週末は何か予定がありますか?
相手と少し距離があるような関係であれば、あえて「今週末は何か予定がありますか?」というプライベートな質問があると、距離を近づけやすくなります。
この質問は、「普段休日はどんなふうに過ごしますか?」という質問よりも感情を引き出しやすいというのがポイントです。
なぜかといえば、習慣ではなく予定という「未来の出来事」について尋ねているからです。
また、予定がないと返されたときは、サラッとデートに誘うきっかけに使える便利な質問です。
改まってデートに誘ってしまうと、相手もつい身構えてしまったり、「申し訳ない」という気持ちになってぎこちなくなってしまうことがあります。
しかし会話の流れで、「じゃあ、もしよかったらさっき言ってたピザ屋さんにお昼行ってみない?生地がモチモチでカリッとしてて、すごくおいしいんだ!」と言われれば、OKしやすいです。
- 今一番楽しみにしていることは何ですか?
- 最近楽しい週末は過ごせてますか?
今一番がんばっていることは何ですか?
相手とさらに仲良くなりやすい質問として、「今一番がんばっていることは何ですか?」と尋ねてみてください。
この質問は、すでに仲良くなった人との関係性を深めながら維持するメンテナンス的な話題としても機能します。
相手が「熱意を持っていること」について詳しく耳を傾けてあげることがポイントです。
最近、充実感を感じた経験や、やりがいを感じたことについて、エピソードを引き出してあげる感覚で質問するとよいでしょう。
また、「辛いことはなかったですか?」「始める前は億劫じゃなかったですか?」など、ネガティブな質問を投げかけてみると、会話がさらに深まります。
ネガティブな感情についても引き出せると、そこからコントラストでやり遂げた達成感的な感情をより大きく引き出せるからです。
- 最近やりがいを感じたことは何かありますか?
- 最近夢中になれるものって何かありましたか?
- 子どもの頃に何か打ち込んでいたことはありますか?
盛り上がる話題を無限に作る方法
AREメソッドという技術を覚えると、会話が盛り上がる話題を「その場で作る」ことができるようになります。
初対面の会話においては、「雑談ネタ」が重要ですが、型に頼ってばかりだと話題はすぐなくなってしまうでしょう。
そこで、AREメソッドという「雑談づくり」のためのフレームワーク(枠組み)が役に立ちます。
AREメソッドは、アメリカの心理学者であるキャロル・フレミングが開発したコミュニケーションの手法です。
AREとは、「アンカー(Anchor)」「リビール(Reveal)」「エンカレッジ(Encourage)」の三つの頭文字を取ったものであり、具体的な会話のステップとして活用します。
- アンカー:お互いの共通の話題を見つけて、話のきっかけにする作業
- リビール:アンカーで作った共通の話題に沿って、自分の体験や感情を相手に打ち明ける
- エンカレッジ:リビールした内容に関連して相手に質問する
少し分かりにくいと思いますので、具体例を出しますね。
リビール:「一か月に一回はお寿司食べるんだけど、ここ三か月で一番美味しいかも。幸せ~」
エンカレッジ:「君は普段お寿司とかお魚料理はよく食べに行ったりするの?」
以上のAREメソッドを意識すれば、お互いの共通点を通して雑談を深めることができるので、何よりも会話が安定します。
例えば、「全く共感できない話題」を膨らませようとすると、心が疲れてしまいますし、その日の心理状態によって出来たり出来なかったりの差が出てしまいます。
ところが、アンカーという共通点探しを行い、そこから話を膨らめていく習慣ができれば、その場で話題がいくらでも作れるようになるのです。
以下では、AREメソッドについて具体的に解説していきます。
アンカー:共通の話題探し
全ての雑談に言えることですが、最初にお互いの「共通の話題を確認する」という作業をするかどうかで、その後話が盛り上がるかどうかが決まります。
「共通の話題探し」を最初にやるように徹底的に意識してください。
これが「アンカー」という最初のステップです。
例えば、女の子は「仲の良い同性の友人」との雑談が、男性と比較して非常にうまいです。
しかし、男性との会話となると、「同性の友だちと話すのと違って盛り上がらないし、とても疲れる」という女の子も多いです。
それは、女性がお互いの関係性の中から「無意識的」に共通の話題づくりをしているからなのです。
電話で仲の良い友達と何時間も喋れたりするのは、本人も自覚せずに「アンカー(共通の話題)」を掘り下げているためです。
うまくアンカーが見つからない異性との会話は、やっぱり長続きしません。
男の人は概して「共通の話題づくり」が苦手な傾向があります。
男同士で一緒に会っても、終始無言でスマホゲームをして終わりになることも少なくありません。
加えて、女性と男性では価値観や趣味において相違点が大きいため、そもそも共通の話題ができにくいのです。
女子との会話の難しさは、「共通の話題づくり」の難しさだといっても過言ではありません。
女子との会話で盛り上がるためには、常日頃の会話からアンカーを意識して探すくせをつけるように意識してください。
アンカーとは、自分と相手が共有している現実を話題に上らせてあげるということです。
相手となんらかの「感覚」や「経験」を共有しているというのが重要なのです。
「○○って大変ですよねー(知らんけど)」みたいなのはダメなアンカーです。
「このお寿司おいしいね!」の一言で良いので、相手と共有しているものについて言及するようにしてみてください。
ところで、アンカーは親しくなると怠りがちなステップですが、これを仲の良い間柄でも意識するようにすると、人間関係全般が飛躍的にうまくなります。
人間関係とは、お互いの「共通点を維持し続ける」という営みのことだからです。
ちょっとした些細な出来事の中から、お互いの共通点に目を向けて、そこから話題を膨らませられるようになれば、付き合った後も恋愛関係が長続きするようになります。
リビール:体験や感情を自己開示する
アンカーで相手との共通の話題作りができたら、次はそれに対する自分の体験や率直な感想を話しましょう。
次のステップのリビールとは、自分自身の事を「打ち明ける」という意味です。
「自己開示」といって、自分の情報を相手に伝えるという作業を行います。
リビールを通して、お互いに共有している感情や経験が見つかればよいですし、見つからなくてもお互いの親密度は高められます。
大事なことは、率直に、着飾らずに自分の思ったことを相手に話してみるということです。
会話で重要なのは、お互いに感じたことや思ったことなどを「わかちあう」という作業です。
お互いの感じ方や考え方が別だとしても、相手と自分の間でたわいもない言葉をわかちあうという作業をとおして、お互いに「関わりがある」という感覚が深まっていきます。
深く考える必要はないので、率直に自分の感じたことや考えたことなどを相手に伝えてみてださい。
エンカレッジ:相手に出来事や感情を質問する
リビールで自分の話をしてあげたら、次は同じ話題で相手に質問をしてください。
これがエンカレッジというステップです。
ポイントとしては、相手に質問する前にきちんとアンカーとリビールをしておくことです。
まず共通の話題作りを最初に行い、自分の話をしてあげてから質問です。
質問をただ投げるだけだと、相手も「どこまで話していいか」気をつかってしまって迷うことがあります。
そのため、アンカーとリビールに沿って、相手に質問することを心がけましょう。
よく「聞き上手はモテる」と勘違いして質問ばかりする人がいますが、それはダメです。
共通の話題になりそうなものが見つけたら、自分の考えや感情がきちんと相手に伝わるように自分の話を入れてから、質問をしてください。
お互いが「同じものを共有している」という感覚がないと、相手も親近感がわかないため、心が開きにくくなって、感情を引き出しづらくなってしまうからです。
繰り返しになりますが、女子と話して盛り上がりやすい話題とは、「感情を引き出しやすい」話題のことです。
自分の思ったことや感じたことを一度共有し、そこから相手の「出来事」と「感情」について質問してみてください。
話題や発話の内容そのものに正解・不正解があるのではなく、相手に「私も話していいんだ」という安心感と、感情を引き出す具体的な質問があるからこそ、会話が盛り上がるのです。
AREメソッドのコツ
AREメソッドを上手く使いこなすためには、「アンカーになりそうなもの」がないか常に目を光らせておくことが重要です。
そして、共通の話題になりそうなものが見つかれば、即座にリビールしてください。
リビールでは、深く考えず、思いついたことや感じたことをとりあえずしゃべってみることが大事です。
リビールをしたら、それを今度は質問に変えていくようにしてください。
関連ある内容について、思いついたことを質問にします。
このAREメソッドがうまく使えるようになると、相手との距離感や話題の流れに合わせてオーダーメイドで話題を作っていけるようになります。
それでもアンカーを作るのが難しいようだったら、あらかじめ「共通点」を紙に書き出しておき、そこから話を膨らませていくという方法もあります。
その場で当意即妙に共通の話題を作るというのは確かに難しいですので、まずは「アンカーを準備」してから親しい友人と会話してみるのも良い練習になります。
アンカーになりうる「お互いの共通点」を書き出してから質問するという練習をしてみてください。
一度やってみると、友人だけではなく、他の人間関係でも同じように会話が活かせるようになります。
- 共通の知人はいますか?共通の知人について話してください
- 共通の趣味はありますか?共通の趣味について話してください
- 共通の経験はありますか?共通の経験について話してください
- 共通の予定はありますか?共通の予定について話してください
結論:女子との会話はモテる第一歩
以上見てきたように、女の子と仲良くなるには「感情と体験を引き出せる話題」がいかに作れるかが勝負になります。
最後に振り返りとして、ポイントを下記にまとめておきます。
- 「相手が話しやすい」かつ「自分が興味が持てる」話題が前提
- two questionテクニック:「相手の体験」と「そのときの感情」を聞き出す
- 初対面の会話では「質問レパートリー」を増やしておくことが重要
また、「質問レパートリー」を増やしておくと、ふとした沈黙などにも対処できるようになります。
基本的な質問レパートリーとしては、まず下記の5つを覚えて、そこから新しいレパートリーを広げていくようにしてみてください。
- 今日なにか良いことありましたか?
派生形:「ある感情」を感じた経験について質問してください - 今週あったことで一番印象的だったことは何かありますか?
派生形:「心に残ったこと」について質問して下さい - 最近なにかマイブームってありますか?
派生形:「ハマっていること」について質問してください - 今週末は何か予定がありますか?
派生形:未来や過去の「時間の過ごし方」について質問してください - 今一番がんばっていることは何ですか?
派生形:「情熱をもったこと」について質問してください
基本的な質問レパートリーを使って会話することに慣れたら、「AREメソッド」を使って会話のネタを自由自在に作れるようになるとよいでしょう。
その場にあるものや、お互いの共通点の中からうまく話題を作れるようになれば、会話にはまず困らなくなります。
- アンカー:お互いの共通の話題を見つけて、話のきっかけにする作業
- リビール:アンカーで作った共通の話題に沿って、自分の体験や感情を相手に打ち明ける
- エンカレッジ:リビールした内容に関連して相手に質問する
以上、最初から全て完璧にやろうとすると難しいですが、少しずつチャレンジしてみるように心がけてください。
練習をすれば、絶対身に付きますし、女の子との会話が目に見えて盛り上がるようになるので、ぜひ頑張って挑戦してみてくださいね。
ところで、女性からモテるためには、話題だけではなく、会話が途切れなく長く続いたかどうかがかなり重要になってきます。
女子との会話を盛り上げるには、何よりも「キャッチボールを行う」のがミソ。
無理して笑いをとろうとしたり、会話を無駄に長引かせようとするのはタブーです。
そこで会話をテンポよく長続きさせるための女子との会話の正しい盛り上げ方についても記事にまとめました。
あわせて実践いただければ、女子との会話はもう恐れるものはナシです!