もう一度告白したい。でも、勇気がでない

付き合っているときは、とても好きだった彼。
実のことをいえば、別れてからもずっと好きだったのかもしれない。

彼から別れを告げられて、忘れようとして連絡をこちらから断った。

それなのに、向こうからまた連絡を取ってきて、気づけばそれがずっと続いてしまっている。

これは、脈アリなのだろうか、それとも脈ナシなのだろうか?
また、アリの時はどのように告白すればいいのだろうか?
またナシの時はどうすればいいのだろうか?

告白したいのだけれど、一年前に振られているので自信が持てない。

彼から連絡がくるたびに、胸が苦しくて、どうすればいいのかわからなくなる。
今回はそんなあなたのために、この記事を執筆しました。

ズバリ、脈アリか脈ナシか

あなたは、脈アリか脈ナシかと、そんなことで胸を痛めながら思い悩んでいるのかもしれません。

しかし、一度自分を振ってきた男性に対して、そのように考えるのは、非常に危険だと私は言っておきます。

脈アリか脈ナシかについて考える前に、根本的に理解してほしいことが一つあります。
それは、男性は女性に対して、「短期的なつきあいを求めている場合」と、「長期的なつきあいを求めている場合」の2種類があるということです。

そんなこと知っているとあなたは思われたかもしれません。
でも、知っていましたか?

「短期的なつきあいを求めている場合」でも、「長期的なつきあいを求めている場合」でも、男性が女性に対してするアプローチの仕方や行動は同じなのです。

どうやら、これは進化心理学的なものらしいです。
つまり、男性は本能的に、「短期的な関係」を求めていても、口説き落とすまでは本命に対してするように優しく、誠実であるようにふるまうということです。

なぜかといえば、「短期的なつきあいを求めている場合」でも、相手に誠実さや一途さ、親切心を見せた方が関係を持ちやすいことを本能的に知っているからです。

モテる男性であればあるほど、あなたに気があるように見せかけたり、信頼できる誠実な愛を演出する方法についてよく理解しているのです。

だから、相手の行動一つ一つをよく観察したとしても、「脈アリ」か「脈ナシ」かについて確実な判断はできません。

わかることはごくわずかです。

つまり、あなたは彼から見て、遊び相手としては確実に脈アリです。
ただし、本命の相手としては見られていない可能性も低くないです。

そんなあなたに必要なのは、勇気ではない、と私は言っておきます。
どんな恋にも、振り回されないだけの知恵が必要だと私は思っています。

それでも、諦めたくないって?

ところで、あまりその男性に確執するのはあまりオススメできない選択肢かな、と私は個人的に思います。

なんとなくですが、「あなたに気を持たせようとしている男」のような感じがするからです。
そういう男に限って、自分から振っておいて、ちょくちょく連絡を取ろうとします。

しかし、頭ではわかっていても、納得がいかないですよね。
恋とは本来そういうものです。

あなたがまだ若いうちには、恋によって傷つくことも、また傷つけられることもよいのかもしれません。

そうやって人が成長していくのも、また事実です。

ただ、一つだけ明確に言っておきます。
絶対に都合のいい女にだけはならないでください。

それを守れると心に誓えるのであれば、下を読んでください。
もしかしたら、あなたにとって参考になるかもしれません。

恋のメカニズムをつかう

実のところ、恋とは神経学的な観点からみれば、「中毒性の高い」「報酬系の快楽物質」です。

簡単にいえば、ゲームやギャンブルに依存する心理メカニズムとほぼ同じ方法で恋に落ちていくことになります。

まず、中毒性が高いということ。
これは、ないときに欲しいと強く感じるということです。

そして、報酬系の快楽物質であるということ。これは、その行動をしたごほうびとして心地よく感じるということです。

「手に入りそうだけど、手に入らないかもしれない」という期待と不安は常に恋を燃え上がらせます。

よって、彼には二つの感情を味あわせる必要があります。

  • 「あなたのために時間を使うことが楽しい」という感覚
  • 「あなたが自分から離れてしまうかもしれない」という不安

そして、そのための具体的な方法は以下の3つの行動で十分です。

  1. 瞳を見つめること
  2. さりげなくボディタッチをすること
  3. 他の男のカゲをちらつかせること

1.瞳を見つめること

これは、単純ですがとても効果的です。
普通、人と人とが目を凝視しあうのはストレスになります。

しかし、恋人同士はお互いの目を長く見つめ合うことができます。

なぜかといえば、瞳孔が開いているからです。
興味がある相手を見つめると、人は瞳孔が開きます。

そして、異性の大きくなった瞳は「性的刺激」となります。
しかも、「(セックスではなく)恋愛をしたい」という性的刺激として働きます

2.さりげなくボディタッチをすること

これも、古典的で単純ですがとても効果的です。
これは、性的刺激としても働きますが、何よりも、あなたの存在を「条件づけ」することができます。

「ベルを鳴らす→エサが出てくる」といういう回路は「古典的条件付け」と呼ばれていて、とても学習しやすいです。
「あなたにさわられる→うれしい」と学習させましょう。

3.他の男のカゲをちらつかせること

男性の欲求を刺激するために最も有効な手段です。
男性の好き≒支配欲、独占欲なところがあります。

女性は嫉妬すると、相手の嫌なところを見ようとしますが、男性は相手に尽くすようになります。
他の男に取られたくないという気持ちが芽生え、恋の病となり心を蝕んでいくからです。

以上を実践しながら、「手に入りそうだけど、手に入らないかもしれない」という期待と不安を相手に持たせてください。

ポイントは、ごほうびをあげたり、あげなかったりするということです。
ギャンブル依存症は「当たるかもしれない」という不確実な期待こそが中毒性を高めています。

スロットが2回やったらその次の1回は必ず当たるという仕様になっていれば、依存症にはなりません。
「次こそは当たるかもしれない」という期待が快楽物質として脳内で働くためです。

おわりに

最後に、やっぱり自分から告白はしないことが無難です。
向こうから連絡がある以上、向こうに気があるにはあるのは確かです。
そして、気があるのだから、駆け引きは確実に有効です。

向こうが告白したくなるまで、散々相手を嫉妬させてください。
ただし、絶対に自分は振り回されないようにしてください。

以上、苦しいことも書きましたが、ここまで読んでくれてありがとうございました。
あなたにとって素敵な恋であることを祈っております。